自己破産をすると生命保険や学資保険などの保険を解約しなければならない?

最終更新日 2019年7月1日
こんにちは。債務整理経験者のヤミキン戦士と申します。このページは現役弁護士の協力の元、精査して記事作成しております。

自己破産をすると生命保険や学資保険などの保険を解約しなければならない?

 

自己破産をすると財産を処分しなければならないのはよく知られているところですが、資産で盲点になりやすいものがいくつかあります。

 

その中の一つが生命保険や学資保険などの解約返戻金です。


 

自己破産の準備の中で解約返戻金の存在自体を忘れている人も多いのですが、こういったものは何十万円単位での大きな金額になることもありますから立派な財産といえます。

 

掛け捨て型の保険の場合は、解約金がないので特に気にする必要はないですが、

 

解約をしたらお金がいくらか戻ってくる「解約返戻金」のある生命保険は解約金を返済金として支払わなければなりません。

 

破産手続の際の添付書類として解約返戻金見込証明書というものがありますが、

 

これを保険会社から発行してもらって金額を調べ、おおよそ20万円以上くらいの額であれば配当に充てなければならないのです。

 

必ずしも生命保険自体を解約する必要もないのですが、解約返戻金にあたる額を債権者に配当しなければなりませんので、実際には解約せずに捻出することは難しいでしょう。

 

 

ただ20万円以下の場合は、解約しなくても大丈夫です。


 

父親が借金を残して死亡した。加入していた生命保険は受け取れるの?

父親の借金を引き継いで、連帯保証人も自分、父親が加入していた生命保険の受取人も自分になっていた場合、借金額が大きいので自己破産を選択して保険の解約金だけを受け取りたいところですが、その解約金は資産と見なされ、返済に充てられます。

 

注意したいのが、この解約金を勝手に処分したりすると自己破産が認められなくなる可能性があります。

 

自己破産が認められないとなると、父親の借金をずっとかかえたままになってしまいます。

 

これだけは避けるためにたとえ相続放棄したとしても、連帯保証人である限り借金は引き継がれます。

解約金を残せるケースもある

しかし、例外的に残せるものもあります。

 

通常、財産がある人の破産手続きは「管財事件」といって、弁護士が破産管財人としてつくことになりますが、解約返戻金を残したい場合は管財人によって「自由財産拡張の申立」を行います。

 

これは、破産者の手元に残してもらえる最低金額の財産よりも増やしてもらわなければならない事情があるときに裁判所に申立書を出して行い、認められれば残せることになります。

 

認められやすい具体例としては、学資保険など、子供の養育のために掛けている保険があります。

 

どうせ解約しなければならないと諦めてかからず、手続をする弁護士に事前に相談するようにしたいものです。

自己破産しても生命保険に入れる

自己破産してから保険に入れるかどうか気になる方もいます。

 

結論、自己破産ができるという免責が認められれば、生命保険に加入できます。

 

生命保険に関してはブラックリストつまり信用情報に自己破産したという記録が残っていようが、

 

生命保険会社が調査したり問い合わせたりすることはないので、自己破産が原因で契約できないということは考えられにくいです。

 

 

住宅ローンや車のローンとはちょっと違いますね。


 

ただ、保険料を支払わなければならないので、金銭的な負担が増えます。

 

以上、自己破産をすると生命保険や学資保険などの保険を解約しなければならない?についてでした。

 

借金相談するならアヴァンス法務事務所

代表司法書士 姜 正幸

アヴァンス法務事務所は評判どおりとくに債務整理を得意としており、他事務所と比較して借金整理までの期間が早く、費用が安いという特徴があります。

 

アヴァンス法務事務所の姜 正幸先生は現在の借金を減らしてくれるだけでなく、なぜそのようになってしまったのかも相談にのってくれて、根本的な原因を解決してくれようとしてくれるとても人情のある先生です。

 

どんな些細なことでも無料で借金相談ができる事務所です。

 

どのくらい借金減額できるか聞くだけでもOK。

 

家族に知られないようにきちんと対策してくれます。

 

全国対応です。

 

 

自己破産をすると生命保険や学資保険などの保険を解約しなければならない?関連ページ

自己破産とは?メリット・デメリットを丁寧かつカンタンに解説します
自己破産というのは、借金が支払い不能の状態になった人が自分の財産を手放す代わりにすべての借金の返済を免除してもらえる手続です。
自己破産手続きで免責不許可(自己破産が認められない)になったらどうなるの?
免責が不許可になって自己破産できない場合って、、、どうすればいいの?
自己破産における「同時廃止事件」と「管財事件」ってなんだ?
「同時廃止事件」と「管財事件」の違いについて懇切丁寧に法律に詳しいヤミキン戦士が解説します。
自己破産にもデメリットはあります。配偶者・家族への影響も解説します
自己破産による不利益について解説します。家族にバレるのかクレジットカード・住宅ローン・こどもへの影響・車のローン銀行口座凍結・給料差し押さえなど。
自己破産はできるだけしたくない。向いている人と向いていない人
自己破産はできるだけしたくないと思うこともあるでしょう。ここでは自己破産以外の解決方法や自己破産に向ている人向いていない人を解説したいと思います。
自己破産を弁護士と司法書士に依頼する違いについて詳しく解説!
債務整理を仕事として受任することができるのは弁護士、司法書士だけです。両者はどのような点で違いがあるのか比較してみましょう。
自己破産を弁護士に頼んだ後は何をすればよいでしょうか?
借金整理となると手続きが大変と思われる方もおられると思いますがすることはそんなにありません。
100~200万くらいの少額借金でも自己破産できる?
100万円程度の比較的少額な負債であっても、その人の状況によっては自己破産することができるのです。
無職や専業主婦でも自己破産はできます
>無職の人や専業主婦で無収入の人でも自己破産することができます。
自己破産しても基本的に年金に影響はない
自己破産しても公的な年金(国民年金、厚生年金、共済年金)は問題なく受給することができます。
弁護士に自己破産を頼むと費用はいくらくらいかかりますか?
自己破産を申し立てした時にかかる費用の目安を説明していきます。
自己破産手続きを自分ひとりでやるときの超具体的な流れ
自己破産の手続きは法律的には自分自身ですることもできます。弁護士費用がない方や自分でやる自身のあるカは、自分で手続きをやろうと思われていると思います。管理人からすればほんとすばらしいと思います。ただ実際にやろうと思うと非常に大変です。
自己破産の手続きを自分でするのと弁護士がするのとでは違う?メリット・デメリットについて
自分で自己破産をするのと,弁護士に依頼する違いを説明します。メリットyやデメリットについても詳しく説明するので、かなり参考になると思います。
【実はギャンブルや買い物などの浪費の借金は自己破産できる!】弁護士・司法書士の腕で決まる
実は自己破産できる可能性が十分にあります。いくつかの弁護士・司法書士に問い合わせをした中に、自信を持って「できます」と言っていた事務所があります。
自己破産をしても賃貸マンションやアパート追い出されない。
たとえ滞納が原因で契約解除になっても、新居の審査に通るコツがあります。
自己破産をした場合滞納している税金は払わなくちゃいけない?
自己破産をした場合滞納している税金は払わなくちゃいけない?
お金借りてる債務者が自己破産したら連帯保証人はどうなるん?
連帯保証人になっているけど、お金借りている本人が自己破産したらわしらの行く末はどうなるの?
自己破産を弁護士にするメリットについて(即日面接制度・個人少額管財手続き)
自己破産にしろ弁護士を立てたほうが債務整理は確実に100%メリットがあります。
一度自己破産したけど2回目の自己破産もできるケースはある
条件として不利になる面はありますが、自己破産して免責を受けられる可能性もないわけではありません。