闇金融の種類はいろいろなタイプがあります

闇金融の種類はいろいろなタイプがあります

一口にヤミ金といっても、いろいろなタイプがあります。
ここではざっとよく使われる手口を5つほどご紹介したいと思います。コーヒでも飲んでゆっくり読んでください。

 

@トイチ型

表面的には違法性がないように見せかけながら、実際には出資法違反の超高金利で貸し付けているタイプです。

 

しかも都道府県知事の登録を取得し、事務所まで構えているのではたからみたら
「えっ正規の貸金業者じゃないん?」
と思うほどです。

 

このようなやり方は出資法違反にあたりしかも重い罪ですので、証拠が残らないように、お金のやりとりも手渡しが多いのが特徴です。

 

領収書も切らず、借用書も利息天引きで完済時の金額しか書かれていないことが多いです。

 

ちなみに東京都知事(1)の登録番号をもつ貸金業者のことを「トイチ」と呼ぶ場合があります。

 

トイチとはもともと「10日で1割の利息」という意味から来た言葉ですが、

 

最近では「東京都(1)のトイチ業者から、10日で3割の利息で借りてしまいました」などという相談も多く、トイチの意味が多様化しつつあるとかないとか・・・。

 

ではトイチ型についてはこのくらいにして次は紹介屋について説明していきます。

 

A紹介屋型

同じく都道府県で貸金業者登録をし、事務所を構えているのですが、

 

実際にはいろいろ口実をつけて直接的な貸し付けをせず、「うちでは貸せませんけど、借りやすい所を紹介してあげてもいいですよ」と言葉巧みに同業他社へ借りに行くように仕向け、法外な紹介料をとるのが「紹介屋」です。

 

またチラシなどで低金利をうたってる業者の中で実は紹介屋だったというケースもよくあります。

 


一見正規の貸金業者なのか闇金業者なのかわかりませんよね^^:

 

「そんなもんわかるかい!」と叫びたくなりそうです。

 

怪しいパターンが電話するといっこうに出る気配が無く、後から別の業者から「お金貸しますよ〜」とかかって来るケースです。

 

これはヤミ金業者のニオイがぷんぷんします。

 

こういった紹介屋の紹介料の相場は融資実行額の3割以上で、結構おいしい商売でもちろん証拠は残しません。

 

では次は整理屋について説明し行きます。これも利用している側はついついひっかかってしまう手口です。

 

B整理屋提携型

同じく都道府県で貸金業登録をし、事務所を構えているのですが、実際には貸付せず、
「うちでは貸せませんね〜〜。ひどい多重債務じゃないですか。もし借金なんてやめたほうがいいですよ。良い専門家を紹介しますから、債務整理をしましょう」

 

と親切にアドバイスし、裏で繋がっている悪徳弁護士(最近では司法書士も)を紹介して、バックマージンで稼いでいる業者のことです。

 

悪徳弁護士が自分の名前で助手に債務整理手続きを一切やらせて、高い報酬をとって、その一部を証拠が残らないように紹介者へ渡す仕組みです。

 

ちなみにこれは弁護士法違反にあたり、バレたら業務停止や刑罰など重い処分が科せられます。

 

弁護士は業者と提携して紹介料などの金銭を受給することも、弁護士資格のないものに弁護士しかできない独占業務をやらせることも許されないのです。

 

数としては少ないのですが、ヤミ金から紹介を受けた専門家はとにかく要注意です。

 

あと2つ紹介します。

 

Cシステム金融

これは資金繰りに困った倒産寸前の会社を嗅ぎつけて「無審査。あなたの会社の自社振出手形で、すぐに100万円貸します。利息は電話にてご相談ください」といったDMやFAXを送りつけて、困りはてた経営者を地獄へと誘い込みます。

 

もちろん貸金業登録なんてありゃしません。

 

実際の融資にあたっては、例えば100万円の手形を40万+30万+30万の3枚に分けて切らせ、それぞれ期日を7日後、14日後、21日後と分けて、1週間おきに手形を決済して3週間後に完済させるようにします。

 

利息は「3割」程度のことが多いです。もちろん年利3割ではありませんよ!

 

100万円の手形額面から3割の利息を先取りして70万円だけを融資します。

 

ということは実質金利を3週間で3割・・・いやそれ以上ということになります。

 

年利に換算すると1000%を超えることもあります。

 

そんな超暴利でも、経営者は70万円を受け取ることができて一時的にホッとします。

 

この時手形と現金の受け渡しは、郵送と銀行振り込みです。

 

システム金融は自分が違法行為を犯していることを知っているため、絶対に顧客に顔を見せません。

 

わざわざ顔を見せなくても、手形を銀行に回せば全額回収できるので、そう困ることはないんですね。

 

極めてシステマチックな回収手段です。

 

受け取った手形が不渡りになったら深追いしないことが多いです。

 

ハイリスクハイリターンと割り切って貸しているのが特徴です。

 

それでも日本人の経営者の手形に対する執着心は恐ろしく強いので、回収率はそれなりに高いらしくボロ儲けらしいです。

 

では次が最後です。

 

D無登録ヤミ金

主婦やサラリーマンを対象にした小口貸付の無登録業者。電話1本ですぐに貸してくれます。

 

最近の手口はほとんどこれにあてはまるといってよいでしょう。

 

電柱広告などで「100万円までも無審査・即日融資」などとうたいながら、実際に貸す金額は5万円以内、利息は「トサン」(10日で3割)や「ヒサン」(1日で3割)など無茶苦茶な利率であることが多いです。

 

借用書などは一切取り交わさず、口約束だけで貸付けます。

 

それでいて、逃げられないように借り主から職場や実家や親戚友人の連絡先などをあらかじめ聞いておきいざ返済が遅れたら容赦なくそこへ電話をかけまくり「○○さんは借金を返してくれませ〜ん」などと嫌がらせをします。

 

職場や実家など、絶対に知られたくないところへ真っ先にかけられるので、借用書などあってもなくても、債務者としては必死になって最優先で返済しようとする仕組みです。

 

最近人気のある漫画「闇金ウシジマ君」の主人公が、まさにこのタイプです。

 

なおこのタイプで事務所を構えず携帯電話1本で貸金業を営んでいるものがいわゆる「090金融」です。

 

以上5つの悪質な闇金業者の手口についてお話してきましたが

 

これだけではありません!まだまだ手口があり新たな手法もでてきました。

 

クレジットカードのショッピング枠でパソコンや家電製品を大量に買わせて超バカ安値で買い取る「クレジットカード換金型」や、低金利で300万円貸しますと期待させて「だけど保証金を事前に数十万円振り込んでもらう必要があるんですよ」といって大金を振り込ませて、お金を貸さずに逃げてしまう「貸します詐欺」など、いろいろあります。

 

いずれも誘い方が巧妙で、表面的にはわかりません。根拠のない大げさな広告にはくれぐれも注意しましょう。

 

以上、「闇金融の種類はいろいろなタイプがあります」でした。
闇金から借りている人は下記の記事も参考になります。